ハッシュ表からCSVへ (hash-table-to-csv with count-chars)

LISPのハッシュ表を、RFC 4180に(たぶん)準拠したCSVファイルに変換して、*hash-csv*バッファに出力するプログラム「hash-table-to-csv」が置いてあります。

応用例として、或るバッファ中に、どの文字が何回出現したかを数へる「count-chars」も同梱してゐます。

出力例

• sganswer_iso-html.csv (水月の解法 (ISO-HTML版)にcount-charsを適用)

プログラム本体置場

• hash-csv.l (3.47KiB, 2011-01-19)
• hash-csv.lc (2.86KiB, 2011-01-19)

これらのファイルには、count-charsも含まれてゐます。

適用ライセンス

hash-csv.l、hash-csv.lcは、著作権抛棄(CC0)としますので、転載や改変など、御自由にどうぞ。

CC0 (Public Domain): Please feel free to reproduce or edit (except quotation)

導入方法

1. xyzzyで動くLISPなので、xyzzyを導入し、初期化ファイルを読み込む様にパスを通します。(ss-to-htmlの説明も参考に)
2. hash-csv.l と hash-csv.lc を site-lisp/ に入れます。
3. 初期化ファイルに (load-library "hash-csv") と追記します。
4. OHKUBO Hiroshiさんのcsv-modeを導入しておくと、結果出力バッファ*hash-csv*が自動的にcsv-modeになり便利です。

使用方法

• hash-table-to-csvについて、詳しくは函数のdocstringを御覧ください(M-x describe-function RET hash-table-to-csv)。もし説明文に間違ひがあれば、御報告戴けると助かります。
• hash-table-all-entriesは、出力先をバッファではなく標準出力にしたもので、*scratch*バッファで使ふことを意図してゐます。(hash-table-all-entries table)は、(hash-table-to-csv table :output-buffer nil)と同等です。
• count-charsは、文字の出現頻度を調べたいバッファに移動した上で、ミニバッファから呼び出して(M-x count-chars)使ってください。バッファ*hash-csv*にCSVが出力されます。